ウェルカムドールは手作りできる?手作りとオーダーメイドの違いなど徹底解説

結婚式では、一生の思い出に残るアイテムを手作りしたいと考える人もいるのではないでしょうか。夫婦の共同作業の思い出にもなるし素敵ですよね。

手作りするアイテムとしては、結婚式後もインテリアなどで残しておけるためウェルカムドールがおすすめですウェルカムドールは、結婚式などで新郎新婦が着る衣装と同じ衣装を着たぬいぐるみのことです。

ウェルカムドールは既製品を購入することもできますが、手作りすることも可能です。年を重ねても結婚式を思い出せるような素敵なウェルカムドールを作ってみませんか。本記事では、ウェルカムドールの手作りする際の相場やキットについて解説します。

この記事でわかること

  • ウェルカムドールは手作りが可能で、相場は約5,000円です。必要な材料はボア、フェルト、パールビーズ、リボンなどです。
  • 手作りの方法は、簡単な小物の飾り付けから、型紙から作成する本格的なものまであり、制作キットも利用できます。オーダーメイドと手作りの違いは、費用やオリジナリティ、制作工程の思い出などにあります。
  • 手作りは費用を抑えられ、オーダーメイドは失敗を避けられます。

ウェルカムドールは手作りができる?

ウェルカムドールを用意する際には、おしゃれなウェルカムドールを作りたいとか、もっとオリジナリティを出したいとか考えることもあるのではないでしょうか。

実際のところ、ウェルカムドールを手作りするのはやり方やキットによってはそこまで難しいことではありません。

ぜひ自分だけのかわいらしいウェルカムドールを作成して、思い出に残る結婚式にしてみてくださいね。

ウェルカムドールを手作りする相場は5,000円

ウェルカムドールは、購入する場合は10,000円近くかかり、外注で購入するなら10,000〜30,000円程度かかります。場合によっては、さらに高額な商品もありますが、一般的には15,000~20,000円程度のものが多くあります。

手作りする場合の相場が安いのは、材料費だけで済むからです。もちろんそのような材料を使用するのかによって金額は変わりますが、一般的には5,000円前後とみて良いでしょう。素材として必要になるのは、ボアやフェルト、パールビーズ、ハートプレート、リボンなどです。

手作りの場合は、費用が抑えられるだけでなく、オリジナリティを出せる点がポイントですね。

ただし、裁縫道具を持っていない場合は購入する必要があります。その他には、既存のぬいぐるみを購入してきて、タキシードとウェディングドレス、小物だけを手作りする方法もあります。

裁縫道具やぬいぐるみを購入する場合は、購入費用がかかるため、予算と相談をしながら、どこまで手作りを行うか考えましょう。

スモールハピネスのウェルカムドールのオーダーメイド(手作り)キット

ウェルカムドールは、一から作ると難しいうえ、時間もかかってしまうでしょう。そのため、まったく作ったことがないという人も作れるようなオーダーメイド(手作り)キットを活用するのがおすすめです。

スモールハピネスのウェルカムドールなら、ダッフィーやシェリーメイ、ジェラトーニなどいくつかぬいぐるみが用意されていてドレスやタキシードの型紙が送られてくるので、好きなぬいぐるみを選びましょう。

スモールハピネスのウェルカムドールのオーダーメイド(手作り)キットを活用すると、結婚式で新郎新婦の着る衣装にそっくりな衣装を着たウェルカムドールがお客様を出迎えてくれますよ。年を重ねても幸せな思い出がつまったウェルカムドールがあれば、いつまでも色あせることなく思い出せるのではないでしょうか。

裁縫が得意な人なら、完全手作りでできるオーダーメイドキットがあります。自分が来たウェディングドレスを、自分で作ったかわいらしいぬいぐるみに着せることで、素敵な思い出を作れるでしょう。

ただし、専用の説明書などはないため、自由度は高いものの難易度も高くなることは知っておくと良いでしょう。

手作りで作れるウェルカムドールの種類

ウェルカムドールは、手作りの場合はいくつかの種類があります。どの手作りウェルカムドールも同じというわけではなく、それぞれに特徴があります。

種類によって難易度も変わってくるため、自分に合った種類を選ぶようにしましょう。

簡単なものは裁縫が苦手な人でもオリジナルのウェルカムドールを作れるようになっているのがポイントです。

逆に裁縫が得意であれば難易度は高くても自由度の高いウェルカムドールが作れる方法を紹介します。

自分の裁縫の腕前やどの程度時間が取れるのかに合わせて、ピッタリな難易度のウェルカムドールの作り方を選ぶようにしましょう。

【お手軽】好きなドールに小物を飾り付ける

裁縫があまり得意ではない、時間がほとんどないという人であれば、飾り付けをするだけの方法がおすすめです。

この方法であれば、好きなドールに小物を飾り付けるだけで自分らしさを出せるからです。小物の飾りつけをするだけのため、普段裁縫をしない、あまり得意ではないという人でもウェルカムドールが作れます。

結婚式まであまり時間がない、という人にもおすすめです。好きなドールに飾りつけをするだけとはいっても、小物の種類やアレンジによってオリジナリティを出せ、なおかつ新郎新婦二人での共同作業にもできるので、良い思い出作りができるでしょう。

【簡単】制作キットを使って作るウェルカムドール

制作キットを使用することでウェルカムドールを作る方法もあります。ある程度裁縫の腕前と時間が必要ですが、制作キットには必要な材料がすべてそろっていて、説明書通りに作るだけになっているため、簡単に作れる点が特徴です

もちろん、小物を飾るだけのものよりは多少時間は必要になるものの、ものすごく制作時間がかかるわけでもありません。

小物を飾るだけよりも、自分らしさを出せるのもポイントです。基本的には説明書の通りにすれば完成できるため、そこまで難しくないでしょう。

新郎に作業の一部を手伝ってしてもらうことで、共同作業にもでき、結婚前の素敵な思い出になります。もし少しでも自分で作りたい、という気持ちがある場合は、制作キットを使ってウェルカムドールを作ってみてください。

【難しい】型紙から起こす本格的なウェルカムドール

裁縫が得意、とにかく自分らしいオリジナルドールを作りたいというのであれば、型紙から起こすタイプの本格的なウェルカムドールがおすすめです。

洋服の縫製とほとんど同じのため難易度が非常に高いです。とはいえ、自分専用の特別なウェルカムドールを作れるのが嬉しいポイントです。

一からすべて作るため、細かい部分などをアレンジすることもでき、世界で一つだけのウェルカムドールにできます。

時間をかけて制作するため、歳をとっても思い出せる、いつまでも色あせない思い出ができます。裁縫が得意ならぜひ試してみてください。

手作りウェルカムドールとオーダーメイドの違い・比較

ウェルカムドールには、手作りウェルカムドールとオーダーメイドウェルカムドールがあります。それぞれ特徴はありますが、予算や裁縫の腕前に合わせて選ぶことをおすすめします。

どちらも最終的にかわいらしいウェルカムドールが飾れるのは間違いないですが、メリットとデメリットを把握して、自分に合ったウェルカムドールを手に入れましょう

費用を抑えたいなら手作りウェルカムドール

とにかく費用を抑えたい、というのであれば手作りウェルカムドールがおすすめです。オーダーメイドにすると、材料費にプラスして制作費もかかるため、どうしても高くなってしまうからです。

もちろん良い素材・良いぬいぐるみを使った細やかなウェルカムドールは、その分制作費も高くなってしまいます。

そうでなくてもオーダーメイドで依頼すると、10,000〜30,000円程度かかります。その分素晴らしい出来栄えのドールを手に入れることができますが、予算に合わないのであれば注意が必要です。

しかし、完全に手作りにするなら費用としては材料費だけで済みますそのため、予算があまりとれなくて予算内にできるだけ抑えたいといったときには、ウェルカムドールは手作りがおすすめです。

もしくは手作りする場合には生地は自分が好きな生地を選べるため、ウエディングドレスと同じ生地を使用するのも素敵ですよね。

さまざまなアレンジをして、自分らしさをアピールできるのも手作りウェルカムドールの良い点といえるでしょう。少しでも自分らしさを出したい、オリジナリティを大事にしたいという人にもおすすめ出来るのが、手作りの利点です。

作る工程も思い出に残したいなら手作りウェルカムドール

もし作る工程も思い出に残したい、というのならやはり手作りウェルカムドールがおすすめです。新郎新婦で一緒に作ることもでき、作っている場面を写真で撮っておくと思い出に残せます。

結婚式前の共同作業としてはピッタリなのではないでしょうか。また、一緒に作業をして作るドールは年を重ねても飾っておくことができ、結婚式の思い出をいつまでも色あせないままにしておけるでしょう。

夫婦で共通の作業・共通の思い出は貴重です。そのため、結婚前に二人で共同作業をしたという美しい思い出を残したい場合は、手作りのウェルカムドールがおすすめです。

ただし、作るのに時間がかかってしまうのが難点といえます。そのため、もし手作りでウェルカムドールを作成したい場合には、早めに用意をして、多めに時間をとっておくと良いでしょう。

失敗を避けたいならオーダーメイドウェルカムドール

人生で一度だけのウェルカムドールだから、失敗をしたくないという人には、オーダーメイドのウェルカムドールがおすすめです。なぜなら、手作りでは失敗する可能性があるからです。

とくに、自分だけではじめから最後まで手作りをしたいと考えているなら、よほど裁縫の腕前やデザイン力がなくては難しいでしょう。ウェルカムドールは、作るのに時間がかかるため、失敗をしてしまった後に再度初めから作り直すというのは難しいです

だからこそ、手作りをする際には専用のキットを利用する人が多くいます。手作りキットを使用すると難易度ごとにキットがわかれていて、裁縫が得意な人も苦手な人もオリジナリティあるウェルカムドールを作れるからです。

しかし、それでも不安がある、作るだけの時間がないという人は、オーダーメイドのウェルカムドールにするとよいでしょう。

オーダーメイドのウェルカムドールであっても、ちょっとした小物を持たせるなど工夫することで、自分らしさやオリジナリティがある程度出せるからです。予算に余裕があるなら、オーダーメイドも良いですね。

【Q&A】ウェルカムドールの作り方の疑問

ウェルカムドールを作ってみたいけど疑問や不安がある、という人もいるのではないでしょうか。

ぬいぐるみは既存のものを用意するとしても、ぬいぐるみに合う衣装をはじめから最後まで自分で作るのは難しいため、疑問や不安が出てくるのも当然です

ここでは、ウェルカムドールの作り方に関する疑問をいくつかピックアップしてみました。もし気になる疑問があるなら、ぜひ参考にしてみてください。

疑問① ウェルカムドールを作るために必要な道具は?

ウェルカムドールを作るのに必要な道具は、裁縫道具、接着テープ、ボンド、衣装やぬいぐるみに合わせた糸などです

本格的に作りたいのであればミシンも用意する必要が出てきます。

また、手作りキットを使う場合には裁縫道具や接着テープがあればよいですが、ない場合は生地や厚紙、リボン、レースなども用意しなければなりません。

疑問②ウェルカムドールの制作キットは誰でも作れるの?

ウェルカムドールの制作キットはだれでも作れます。ただし、制作キットにも難易度があり、裁縫が苦手な人や時間がない人はミシンが不要な初心者用のキットがおすすめです。

裁縫はある程度はできる方には通常の制作キットがおすすめです。必要な材料と説明書がセットになっています。自分で作っていくため、余裕があればアレンジしてある程度オリジナリティを出すこともできます。

疑問③ウェルカムドール作りの道具はどこで売っているの?

ウェルカムドール作りの道具は、通販で購入できます。専門店があるので、ウェルカムドール手作りなどのキーワードで検索してみましょう。金額やドールの種類などをしっかり比較して、自分に合ったお店を選ぶのがおすすめです。

疑問④ウェルカムドールの手作りはどのくらい時間がかかる?

ウェルカムドールにどのくらい時間がかかるのかは、どの程度自分で作り込みたいのかにもよります。小物を飾るだけであれば数時間もあれば十分です。

ある程度自分で作りたいということで、キットを使う場合はキットの制作時間だけで5〜7時間程度かかります。そのため、日数としては2〜3日以上はかかるでしょう

その他、小物のアレンジなど時間も別途考えておく必要があります。

疑問⑤ウェルカムドール以外に手作りできるものはある?

ウェルカムドール以外には、ウェルカムボードや芳名帳、ウェディングツリー、ウェルカムリースなどが手作りできます

基本的に、お客様を迎えるウェルカムスペースは手作りできるので、自分たちらしい素敵なスペースを作ってみてください。

まとめ

ウェルカムドールは、年をとっても結婚式を思い出せる、大切なアイテムです。

この記事のまとめ

  • ウェルカムドールは手作りが可能で、相場は約5,000円です。必要な材料はボア、フェルト、パールビーズ、リボンなどです。
  • 手作りの方法は、簡単な小物の飾り付けから、型紙から作成する本格的なものまであり、制作キットも利用できます。オーダーメイドと手作りの違いは、費用やオリジナリティ、制作工程の思い出などにあります。
  • 手作りは費用を抑えられ、オーダーメイドは失敗を避けられます。

小物を付けるだけの簡単な方法や、キットで制作できることがわかったかと思います。作り方によって難易度の差があるものの、だれでも手作りできるので、まずは一度チャレンジしてみてください。

とくにオーダーメイドの手作りキットなら、オリジナリティあふれる、自分たちだけの素敵なドールを作れるのではないでしょうか。